愛犬・愛猫の耳掃除に綿棒って使っていいの?
コラム
みなさんは、愛犬・愛猫の耳掃除には何を使っていますか?耳道クレンジング剤、耳道洗浄液、耳掃除シート、そして綿棒など、様々あると思います。中でも、耳の奥の方まで綺麗にしたいという思いから、綿棒を使用する方も多いのではないでしょうか?
正しい耳掃除の仕方は?
綿棒を使用しての耳掃除はあまりオススメしておりません!その理由は、
- 綿棒が手前の汚れを奥へ押し込んでしまう
- 綿棒が耳道を傷つけてしまう
といった危険があるからです。
上図のように動物の耳道は人間と違い、L字に曲がっているので奥までキレイに掃除することは困難です。では、奥の汚れはどうすればいいんだろう?と不安になりますよね。
大丈夫です。“自動的に出てきます!” 鼓膜付近の皮膚には、「移送能」といってゆっくりと外に向かって移動する機能があるのです。身体というのは、本当に良く出来ていますね。この機能はもちろん私たち人間にもあります。
まとめ
最近では人間の耳鼻科医による「耳掃除は不要!」「綿棒を耳に突っ込んではいけない5つの理由」というような記事をよく目にしますね。
日常的におうちで耳ケアを行う場合は、耳道洗浄液で耳の奥の汚れを手前まで浮かせて入り口まで浮き上がってきたものを拭き取るようにしましょう。耳道も皮膚の一部でデリケートなので、優しく扱ってあげましょう。
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