夏より秋の方が犬の皮膚トラブルが増えるのは何故でしょうか?

秋 もみじ
コラム

Q.  秋になると愛犬に皮膚トラブルが起こるのですが、原因はなんでしょうか?

 

A.  獣医皮膚科医のコメント:

動物病院において、皮膚病の診察が1番多い季節は夏です。これは夏にハウスダストが増える事により、アトピー性皮膚炎の症状が酷くなる事が1つの原因となります。(詳しい記事はコチラ

一方、秋は年間を通すと皮膚科の症例数が減少する傾向にあります。しかし、秋に悪くなる症例も一定数存在します。原因としては、秋に生い茂る草に対するアレルギー(特にブタクサ)が1番に考えられます。(草は環境抗原となる為、“アトピー性皮膚炎”という診断になります。)また、秋が旬となる食物によるアレルギーの可能性もある為、日々与えている食物も改めて確認してみる事をオススメ致します。例えば、「ウチの子、梨が大好物なの!」という事もあるかもしれません。(食物アレルギーは果物や野菜でも引き起こされます。)

いかがでしょうか?気になる事があれば、Facebookページや本記事にぜひご質問下さい。また、動物病院の皮膚科医にご相談される事もご検討してみて下さい。

ブタクサの花

ブタクサの花。こう見ると綺麗なのですが…

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