どんどん汚れが出てくる!愛犬の耳掃除ってどうしたらいいの?
皆さんは愛犬の耳のケア、どうされていますか?毎日タオルで耳の中まで拭いている、週に1回洗浄液を使って洗っている、耳を触らせてくれないので何も出来ない・・・など、様々かと思います。柴犬のような立ち耳の子や、ダックスフンドのような垂れ耳の子によってもケアの仕方は変わってくるかもしれませんね。
ワンちゃんの耳の掃除、どうしていますか?
(外耳炎を起こして赤く腫れています)
ワンちゃんの耳を掃除すると、茶色い耳あかのようなものが出てくることがありませんか?多少の汚れは、生理的な範囲であることがほとんどです。ここで、躍起になってキレイにしようとし過ぎないでください。奥の汚れが気になるからといって擦りすぎてしまうと、その行為が耳の中に炎症を引き起こしてしまうこともあります。ただし、次の3つのうち1つでも当てはまる場合は注意が必要です。
- 耳の中が赤い
- 耳がくさい
- 耳をかゆがる
このような時は、外耳炎(がいじえん)を引き起こしている可能性があります。
外耳炎とは?
「外耳炎」とは、別名「外耳道炎(がいじどうえん)」と言われ、耳介(耳たぶの部分)から鼓膜の手前までの“外耳道”という場所に炎症が起きている状態を指します。外耳炎が起こる原因としては以下の2つが大きく挙げられます。
- 耳の中に普段からいる細菌やマラセチアという常在菌が異常増殖
- ハウスダストによる環境アレルギーや食物アレルギー など
このような場合は、動物病院で診察してもらいましょう。
- 外耳炎が起こっている?
- 外耳炎の原因は?
- 鼓膜は破れていない?
- 正しい耳掃除の仕方は?
- 外耳炎の治療薬は何がいい?
こういったことについて、獣医師から話を聞きましょう。特に、若いときから外耳炎を繰り返すワンちゃんはアレルギー持ちの可能性があるので注意してあげてください。
まとめ
耳のトラブルは、こじらせるとワンちゃんも不快です。「耳を足で掻く」「頭をぷるぷると降る」「耳を壁にこすりつける」これらの動作は耳の痒みを訴えているサインかもしれません。また、放っておくと後ろ足で激しく耳を掻いた勢いで、目を傷つけてしまうことも少なくありません。何か気になることがあれば、早めに動物病院へ連れていってみてはいかがでしょうか?
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