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愛犬にシャンプーを毎日しても大丈夫ですか?

水浴び
スキンケア

私たち人間の大半は、毎日シャンプーをしています。人間がシャンプーをするのはもちろん頭ですよね。人間の頭皮は体の部位の中で皮脂の分泌が多く、また汗腺の働きも活発です。人での毎日のシャンプーは余分な皮脂や汗、ホコリなどの汚れを取り除き、頭皮や髪の毛を健康に保つ役割をしています。

シャンプー

 

シャンプーはリスクのあるスキンケア

しかし、シャンプーを行った後に髪がパサパサしたり、地肌がかゆくなることがありますよね。これは、余分な皮脂や汗、汚れを落とすために、シャンプーの中に“界面活性剤”が入っている事が原因となります。

界面活性剤は余分な皮脂を落としてくれますが、もともと毛や地肌を覆うために必要な皮脂も落とすリスクがあります。また、洗い流しが不十分で界面活性剤が地肌に残存すると、かゆみや皮膚炎の原因にもなります。したがって、シャンプーは、『頭皮や髪の毛を健康に保つ』メリットがあるものの、『かゆみや皮膚炎の原因となる』デメリットも併せ持つスキンケアである事を理解しましょう。

 

ワンちゃんにとってのシャンプーは?

それでは「愛犬にシャンプーを毎日しても大丈夫ですか?」という質問に戻ってみましょう。この際、『皮膚が健康なワンちゃん』と『皮膚が弱いワンちゃん』とで分けて考える事がポイントです。

 

・皮膚が健康なワンちゃんの場合

実は私たち人も、多くの場合は毎日シャンプーをする必要はないと言われています。過度なシャンプーは、『髪や肌のリスクをあげてしまう』為です。犬は全身が毛に覆われているので、基本的に全身をシャンプーする事になると思います。毎日シャンプーをする事は過剰であり、犬は全身的な乾燥肌やかゆみのリスクが上がる可能性があると考えられます。

したがって、皮膚が健康な状態の犬であれば、汚れの状態を見極めて、1〜2週に1回ほどのシャンプーを施してあげましょう。これでも十分に毛や皮膚の健康は保てるかと思います。また、『犬のシャンプー = 全身シャンプー』と考えずに、汚れやニオイが気になる部分(手足先やお尻周りなど)だけ、『部分的にシャンプーをすることも検討してよいでしょう。

また、シャンプーだけが犬の毛や皮膚の汚れを落とす方法ではありません。『定期的に櫛をで被毛をブラッシングする事』や『体をタオルなどで拭いてあげること』も、毛と皮膚の健康維持に役立ちます。すべてをシャンプーに頼らず、シャンプー以外のリスクの少ないスキンケアを日常的に取り入れることも重要です。

犬 泡

気になるところの部分洗いも効果的です

タオル

ゴシゴシNG!やわらかいタオルで優しく拭いてあげましょう

犬 くし

コームでのケアなら飼い主さんの負担も少ないですね

 

・皮膚が弱いワンちゃんの場合

一方、皮膚病によって皮膚表面に過剰な皮脂やフケ、菌などが増えている場合には、治療のためにこまめにシャンプーをしなければならない場合があります。その際も、シャンプーにはリスクがあることを理解して、できるだけ刺激の少ない(界面活性剤の弱い)製剤を選択することや、シャンプー後に保湿のコンディショナーを併用することを意識しましょう。

特に、皮膚病の治療で使うシャンプーは薬用成分を含んだシャンプーが多く、これらはシャンプーというよりも、むしろ塗り薬のようなものです。治療指針で決められた回数で洗ってあげることがとても大切です。例えば、皮膚のブツブツが消えるまでは1週間に2~3回シャンプーをして、治ったら1~2週間に1回に回数を減らして続けるというような計画を立てることが必要です。

薬用シャンプーの様な刺激の強いシャンプーは治療にこそ効果的ですが、長期間使用する事で皮膚にダメージを与えてしまします。これが原因で皮膚が悪化してしまう事があっては本末転倒なので、皮膚の状態によってシャンプーを使い分ける事を意識してあげましょう。

 

まとめ

シャンプーの良いところ、悪いところを理解し、それぞれのワンちゃんの状態に合わせた製剤の選択と頻度を知ることを意識してみて下さい。そうする事で、皮膚を清潔に保てるだけでなく、皮膚病の治療や予防に役立ちます。今後、界面活性剤や成分についても詳しく解説していこうと思います。ぜひ参考にしてみてください。

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