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教えて専門医!〜犬のマイクロバブル〜

犬 マイクロバブル
スキンケア

最近、マイクロバブルや炭酸泉のサービスを提供するトリミングサロンが増えてきましたね。では実際に愛犬に使ってみるとどうなのでしょうか?今回はマイクロバブルについて、獣医皮膚科専門医が解説します。

 

マイクロバブルのメリットは?

マイクロバブルのメリットは主に次の2つです。1.についてはご存知の方も多いと思いますが、2.についてはいかがでしょうか?

  1. 毛穴よりも細かなミクロの泡が毛穴や皮膚の汚れを落とすことが出来る
  2. 皮膚への摩擦が少なくて済む(つまり皮膚へのダメージが少ない)

毛穴よりも小さなマイクロバブルが、毛穴や皮膚の汚れを取り除いてくれるため、皮膚を一生懸命ゴシゴシ擦る必要もなく、刺激の強い汚れ落としシャンプーを使う必要もありません。(※汚れの度合いによっては必要となる場合もあります)
その結果として『皮膚への摩擦が少なくて済む』訳です。

マイクロバブルと通常の気泡の違い

 

マイクロバブルを使うタイミングは?

  • 皮脂や角質など、汚れをしっかり取り除きたい
  • 動物病院で皮膚の病気と診断され、皮膚炎の治療のためにも毛穴の洗浄をしたい
  • 生まれつき皮膚が弱いので、強いシャンプーを使いたくない
  • 皮膚病の治療のためにも週に2回シャンプーをするように指示されているけど、皮膚へのダメージが心配

など、こういった場合にはマイクロバブルを使ってみるといいと思います。

バブル

 

マイクロバブルにデメリットはあるの?

最近は、シャワーヘッドを交換するだけでマイクロバブルを発生させられるものも多く出てきています。中には、ご自宅のお風呂場でマイクロバブルを使って愛犬を洗ってあげたいという方もいらっしゃると思います。そんな方々に気をつけて頂きたいポイントとして、以下の2つが挙げられます。

  1. 喘息の方は要注意(特にハウスダストなどのアレルギーをお持ちの方)
  2. 汚れとともに皮膚を守る保湿成分も少なくなる

1.に関しては、細心の注意が必要となります。細かな気泡が空気中にも舞うので、呼吸器の弱い方は喘息症状が出てしまう事があるようです。出来るだけそのリスクを理解してしっかりと対策しましょう。

2.に関しては、保湿する事で防ぐ事が出来ます。マイクロバブルの後にはしっかりと保湿してあげましょう!

マイクロバブルされる犬

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?何事にもメリットとデメリットがあるものです。例えば、アトピー性皮膚炎の犬にマイクロバブルでシャンプーしただけで、保湿をしないままでいると、皮膚に強い痒みが出る事もあります。勿論、適した使い方をすると非常に効果が出るのでオススメです。

大切なのは「マイクロバブルをしていれば大丈夫!」と盲目的に信じ込まない事ですね。詳しい使い方は動物病院で皮膚科医にお尋ねしてみてはいかがでしょうか?

 

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  1. 内海 敏博

    教えて下さい。保湿成分とは、何をすれば良いのでしょうか?

  2. 陽一豊田

    内海様
    コメントありがとうございます。獣医師の豊田と申します。
    保湿成分は幾つか種類があり、セラミド、リピジュア、尿素などがよく知られるものとなります。
    動物用の製品もございますので、マイクロバブルをしてもらうサロンもしくは動物病院にてお尋ねしてみて下さい(^^)

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