あれ?愛猫がグルーミングし過ぎてハゲてきた?

スキンケア

毛づくろい=グルーミング

猫はよく毛づくろいをします。この行動をグルーミングといい、猫が生まれながらにして持っている本能的な行動です。誰かが教えなくとも、歩けるようになるより早い時期から、グルーミングをし始めます。グルーミングにかける時間は、猫によっても差があります。ほんの少しだけしかグルーミングしない猫もいれば、起きている時間の1/3をその時間に費やす猫もいるんです。

 

グルーミングの3つの役割

グルーミングはただ体を舐めているだけではありません。実はこれには様々な役割があると言われています。

 

① 体の表面を清潔に保つ

体に付いた汚れや抜けた毛を取り除き、毛が絡まるのを防ぎます。また、皮脂を毛に塗り広げて、防水効果を与える役割もあると考えられています。健康で適度なグルーミングをしている猫の毛艶はいいですよね。室内飼育であれば、シャンプーしなくてもイヤなニオイもしません。それはこのグルーミングのおかげなのです。

ちなみに、猫が自分でグルーミングするからと言って、ケアはまったく不要!と言うわけではありません。特に長毛種の猫は放っておくと毛玉ができたりしますので、子猫の頃からブラッシングに慣らしておく事が大切です。食べ物などのご褒美をうまく使って、猫が嫌がらないように、少しずつブラッシングしてあげて下さいね。

 

② リラックス効果

また、グルーミングには緊張を解き、リラックスする効果もあります。例えば、嫌なことがあったり、驚いたりした時などに体をペロペロ、グルーミングします。大きな物音に驚いて走って逃げた後にグルーミングをして「あービックリした、落ち着け、落ち着け。」といった感じです。

 

③ 体温調整

その他、グルーミングの後に唾液が毛から蒸発する際、体の熱を奪い体温を下げる働きもしているのではないかと言われています。

 

あれ?グルーミングし過ぎてハゲてきた?

通常のグルーミングであれば毛がうすくなることはありません。毛が薄くなるほど過剰なグルーミング行動がある場合は、次のようなことが考えられます。

  • 皮膚の痒みや、体の痛みなどの不快感を気にして舐めている
  • 退屈していたり、心理的なストレスやプレッシャーを感じて、リラックスするために過剰にグルーミングしている

このどちらに当てはまるかは、見た目だけではなかなか判断できません。膀胱炎や関節の痛みでも、過剰にグルーミングしてしまいます。そのため、皮膚を含む検査や治療への反応、動物の性格や行動パターン、ライフスタイルなどから総合的に診断します。

■ 分かりやすい猫の皮膚病

過敏性皮膚炎が劇的に改善した猫の1例

 

以下の写真のように赤みやブツブツが無くても、『外傷性脱毛』といった皮膚病の症状となります。この猫さん達は、アレルギーが原因で痒みが発症していた為、アレルギーに対する治療を行う事で痒みもグルーミングも減り、毛が生え揃いました。

まとめ

過剰なグルーミング行為が認められた毛が薄い時はかかりつけの動物病院相談してみて下さい。受診の際は、愛猫とご家族のライフスタイルに関して色々と質問されることも多いので、しっかり準備していきましょう!

 

 

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA