外用療法で良化した犬のアトピー性皮膚炎の1例

来院理由:セカンドオピニオン

 

かかりつけ医にてアトピー性皮膚炎と診断されて以来ステロイド薬で調子は良かったようですが、今夏は痒みが抑えられずに来院されたフレンチブルドッグさんです。

アトピー性皮膚炎の他、皮膚の細菌感染もみつかりました。長期間のステロイドによる副作用を考慮して、比較的副作用の少ない外用療法で治療を行いました。

飼い主さんも頑張って毎日外用薬を塗って下さり、1ヶ月後には写真のように症状は落ち着いてきました。 

 

▶ 治療前

▶ 治療1ヶ月後

赤みが落ち着いてきたのが分かりますね。
毛が生えてくるまでもう一歩です!

 

獣医皮膚科医のコメント:

アトピー性皮膚炎と診断してからも、定期的な検査をオススメしております。アトピー性皮膚炎の犬は皮膚が弱くなっており、他の皮膚病にかかりやすくなっています。「去年と同じ治療」で効果が乏しかったら、他の病気も考えてみましょう!

また患部に直接塗布できる外用薬は効果が大きく副作用は少ないので、貴重な武器となります。面倒くさいという気持ちをグッとこらえ、ぜひ試してみて下さい。

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2 Comments Already

  1. はじめまして
    我が家のトイプードルのプティ♀7歳ですが、数年前から目の回りくど赤くなり、毛も抜けてしまいました。

    耳も突然外耳炎になり、バイ菌も見つかりステロイドともうひとつの錠剤、点耳薬をいただきました。ステロイドの副作用が怖かったのでステロイドは飲ませんでしたが外耳炎の症状は良くなりました。
    しかし何度も再発しています。

    目の周りについて診察していただいたこともあるのですが、原因は特定されず様子をみましょうかとのことでした。
    とにかく原因がしりたいです。そして治してあげたいです。

    • 須藤様
      コメントありがとうございます。
      ご愛犬の皮膚病心配ですね。痒みもある程度あるのではないでしょうか?

      若いときからの発症であり、特徴的な病変部でる事を鑑みると、アレルギーが疑われます。
      ★うちの子、アレルギーかも!?
      →http://magazine.vdt.co.jp/1085/

      ステロイドは副作用もありますが、使い方によっては非常に素晴らしい薬です。
      ★ステロイドって危ない薬ですか?
      →http://magazine.vdt.co.jp/1010/

      勿論、ステロイド以外のお薬を使う事も良いと思います。
      ★かゆみ止めの成分はなんですか?
      →http://magazine.vdt.co.jp/1006/

      原因を知る、アレルギーと断定する、ためには除外診断が必要になります。アレルギー性皮膚炎があるワンちゃんは、細菌やマラセチアが増えやすいのでこの対処も必要となります。少し時間がかかるかもしれませんが、これからもお付き合いが必要になる事が多いので、一刻も早い原因究明が出来る事を願っております。

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